不倫なんてしなければ

3年ちょっとの遠距離不倫の記録。今の気持ちをつらつらと。

なんて自分勝手なんだろう

ここで私がまたブログに気持ちを吐き出し始めたのには理由があります。

どうにもやりきれない気持ちになったからです。

 

 

 

ゲームは相変わらず時々一緒に遊んでいたんだけれど、基本私からは誘わないようにしていた。

誘うと言っても、

「今度時間がある時に遊びたい」

と、伝える程度。

 

「今日遊ぼう!」

とか

「いつが暇?」

という聞き方はこっちからは避けてきた。

 

彼の方から

「今日やれるよ!」

とか、

「◎日だったら遊べるよ」

といった連絡があったときだけ遊ぶ、と言った感じ。

 

ところがしばらく遊ばない日が続いたころ。

よせばいいのに、彼のXのアカウントを見つけてしまった。

 

私の方はというと、もう彼以外の人とゲームで遊ぶつもりはなかったので、とっくにアカウントを消していたんだけれど、趣味閲覧用に一つ別のアカウントを持っていた。それは彼も知らないアカウント。

 

その閲覧用のアカウントで、彼が他の女の子ゲーマーにコメントしたり、誘ったりしているのを見つけてしまったのだ。

 

 

私のことは誘ってくれないのに‥

私には連絡くれないのに‥

 

 

そんなことがグルグル頭の中でめぐる。

 

 

と同時に、怒りとも悲しみともとれない感情が湧き上がってきた。

 

前回の旅行であんなに尽くしたのに、という気持ちもあったかもしれない。

 

でも私は既婚なので、独身の彼を束縛する権利もない。彼は自由なのだから。私以外の女の子と恋愛をする権利があるのだから。

そもそもゲームの誘い=恋愛ではないけれど。

 

自分は結婚して家族がいて、彼には1人でいろ、他の女の子と関わるな、なんて自分勝手すぎる。

そんな自分が嫌になる。

 

 

それに、彼が自分以外の女の子(複数)にデレデレした文面で誘っているのが痛々しくもあり、そんな彼を見たくなかったという気持ちにさせた。

なんだろう、そこにいる彼は出会い厨のようだった。

 

 

彼はまさか、自分のXが私に見られてるとは思っていないのだろう。

 

「フォローありがとうございます!」

「◎◎も△△もやってますので遊びましょ〜!」

「遊べる時に連絡しますね!」

 

◎◎も△△も、私と一緒に遊んでいたゲームだ。

 

 

これを見た瞬間、すべてがどうでもよくなってしまった。

 

 

 

もう私のことはどうでもいいんだ。

もうこれはお互いのために潮時だ、と悟った。

 

 

私はゲーム上のアカウントで、彼を友達から削除した。

 

彼も削除されたことにそのうち気づくだろう。

もう、彼とは関わらないほうがいい。

お互いのために。

 

 

出会って3年でやっと辿り着けた。

 

 

でも、まだインスタやLINEのブロックまでには踏み込めないでいる。

 

 

「もしかするとまだわからない‥」

「彼から連絡が来るかもしれない‥」

 

 

そんな気持ちが私の心の片隅にある。

それも本当に嫌なんだけれど、仕方がない‥。

 

 

 

彼のことを考えないようにする、目に入れないようにする、そうしよう。

 

 

 

前にもこういうことがあった。

その時は断ち切れなかった。

 

今が断ち切るチャンスなんだ。

 

 

そう自分に言い聞かせた。

不思議と涙は出なかった。